第7回総会を開催

昨年11月11日には福岡高裁で全面勝利判決を勝ち取り、司法判断の流れが定着しています。最高裁に首都圏・関西・九州の5つの訴訟が係属し年内にも最高裁判決が予想される最終局面を迎えるなか、2月25日、建設アスベスト訴訟支援する神奈川の会第7回総会を開催しました。

アスベスト被害の救済と根絶の闘いは、憲法で定められた基本的人権を確立する社会運動です。最大のアスベスト被害者を生んでいる建設アスベスト訴訟に勝利し、全ての建設アスベスト被害の救済と根絶のため、補償基金制度を柱にした全面解決を実現させましょう。

神奈川1陣では最高裁判決が年内にも想定されるもとで、今後の最高裁判決に至る闘いが12年に及ぶ建設アスベスト訴訟の全局を決する重要な時期に突入します。

❶最高裁判決までに判決が予定されている首都圏の二つの判決(4/17東京2陣東京地裁判決、8/28神奈川2陣東京高裁判決)で一人親方を含む国への勝訴、被告企業との勝訴を積み上げ、最高裁判決の水準を被害者救済においてより良いものにしていくこと、❷国会議員とりわけ与党議員に対して説得力を持って「補償基金」の優位性を説得し、「補償基金」の検討に入らせることが求められています。 建設アスベスト訴訟の全面解決、現在進行形のアスベスト問題の解決のために、支援する会として、世論を形成する大きな運動を展開していきましょう。