最高裁へ2万1千筆の署名提出

2月26日、全国から寄せられた公正な判決を求める署名、2万1750筆を提出しました。

朝の出勤時間帯には、最高裁前で宣伝行動を行いました。

要請では、原告・弁護団が一人親方等の被害の実態とこの間の一人親方を救済する高裁判決を紹介し、国の責任を認める判決をと訴えました。

4つの高裁判決が認めている!

東京1陣訴訟東京高裁判決、大阪訴訟大阪高裁判決、京都訴訟大阪高裁判決に続き、2019年11月11日、九州訴訟福岡高裁判決も一人親方等に対する国の責任を認めました。さらに、2020年1月23日には、静岡地裁で一人親方等を救済する判決が出されています。もはや、一人親方等も国賠法上の保護範囲に含まれることは、揺るぎない司法判断になったといえます。

ところが、国は高裁で4連敗しているにもかかわらず、これらの判決を不服として最高裁で争う姿勢を見せています。国民の生命、健康を守るべき国が、一人親方等の生命、健康を切り捨てようとしているのです。このような国の態度は、極めて不誠実であり、決して許されるものではありません。

ぜひとも最高裁には、「正義公平の観点から」一人親方等も含め、すべての建設労働者を救済する判決を求めます。