2月25日、建設アスベスト東京1陣訴訟は、最高裁で上告が受理された建材メーカーの責任等について、口頭弁論が開かれました。
最高裁は、すでに、京都訴訟、大阪訴訟で建材メーカーの責任を認めた大阪高裁判決を容認する決定を出していますが、東京1陣訴訟では、東京高裁が建材メーカーの責任を否定したため原告が上告していました。最高裁はこの上告を受理し、口頭弁論が開かれました。遅くない時期に、神奈川、京都、大阪の各1陣訴訟について、最高裁の統一した判決が出されると予想されています。
法廷では、原告の宮島さん、大坂さんが被害の深刻さを訴え建材メーカーの責任を認める判決を求めました。
被告建材メーカーは、すでに京都・大阪訴訟で責任が確定しているにもかかわらず、8社それぞれが責任を逃れようとする意見陳述をしました。