神奈川原告団総会を開催

最終局面をたたかい抜き全面解決へ

建設アスベスト神奈川原告団は12月17日総会を開催し2020年のたたかいを勝ち抜く決意をあらたにしました。

建設アスベスト訴訟は、早ければ2020年内に最高裁の判決が予想されています。すべての被害者が裁判をせず公平な補償をうけることができる「建設石綿被害者補償基金制度」を国に作らせるため、最高裁で全員救済の勝利判決を何としても勝ち取ることが必要です。最終局面のたたかいを原告団、弁護団、組合、支援する多くの仲間が一丸となってたたかい抜くことが求められています。

神奈川2陣判決、東京2陣判決で勝利を

全国の建設アスベスト訴訟のたたかいは、11連続で勝利判決を重ね、高裁では3度連続で一人親方を含む全面救済の判決を勝ち取り、国と建材メーカーを追い詰めています。

4月17日には東京2陣判決、夏ごろには神奈川2陣判決が予定されています。2つの全面勝利判決で国と建材メーカーに解決の決断を迫っていきます。

第3陣提訴「被害は終わらない」

2014年の2陣提訴以降もアスベストによる疾患での労災認定者が増え続けています。被害者の救済はもちろん、増え続ける被害者への補償を一日も早く実現するために、3月24日、第3陣原告団が全国一斉に提訴します。国や裁判所、そして世論に「建設アスベスト被害は終わっていない」ことを訴えていきます。

やるべきことをやり切って

原告団、弁護団、組合、支援する会では、全国の仲間と力を合わせて、全面解決を勝ち取るために、国・最高裁への100万署名、国会議員の賛同、地方自治体から国への意見書採択、街頭宣伝など世論を広げ、国を動かす運動を大きく展開していきます。