国の責任確定 最高裁が国の上告不受理

建設アスベスト東京1陣訴訟は、12月14日付で最高裁が国の上告を不受理としました。

国の責任について東京高裁判決が確定し、労働者のみならず一人親方等を含む原告の勝利が確定しました。

同時に、東京高裁判決では認められなかったメーカー責任は、主要メーカー12社に対する原告の上告が受理され、2021年2月25日に弁論が開かれます。メーカー責任についても勝利の展望が大きく広がっています。

神奈川1陣訴訟は、東京高裁で一人親方等の原告が敗訴していましたが、最高裁で、この点が受理され弁論が開かれました。神奈川1陣についても一人親方の救済を含む国の責任を認める判決が出される方向が明確になりました。

12年余におよぶ全国の仲間と連帯してたたかった運動の成果です。

この力を確信に全国の訴訟の全面解決、そして、すべての建設アスベスト被害者への補償を実現する「基金」創設にむけてたたかい抜きます。